
our vision ― 継承される技能と進化を続ける技術
創業以来、世の中の大きな流れとお客さまのニーズの変化を感じとり、その時々で最善と思われる努力を重ね培ってきた技術があります。わたしたちは、常にお客さまの満足を第一に考えた製品づくりを目指しています。
汎用乾燥器や実験器具の乾熱滅菌器として運転する目的以外にも、さまざまな用途に対応できる製品を取り揃えています。ファンによる熱風循環式でスムーズに加温し迅速な乾燥が可能な機種を基準に、大容量の乾燥・熱処理や中低温の恒温器など、バラエティに富んだシリーズをご用意しています。

乾燥器、インキュベーター
送風ファンによる強制気流循環式で、定温乾燥器で最も一般的な自然対流式に比べると温度調節精度が格段に優れています。常温や冷蔵、冷凍(−15℃以下)での温度管理が必要なお客様には、0~50℃の低温恒温器や-35℃までの超低温型もございます。
環境試験機器として
恒温恒湿槽は、電子部品や製品の温度・湿度に対する耐性試験、食品や化粧品の加速試験(保存試験や安定性試験)にご利用いただけます。

ジャー・ファーメンターは 、微生物の 増殖や物質生産に最適な生育環境にコントロールする機能を備えた培養装置です。培養温度はもちろんのこと、溶存酸素濃度を保つための通気量や攪拌速度、pHなどの制御が可能です。容量1Lのラボスケールから、1トンを超える実生産に向けたスケールアップまでお任せください。 制御項目のカスタマイズも承ります。
コンパクトな1台
研究に必要な機能をコンパクトにそろえた基本の1台。培養の温度制御はホットプレートと通水システム、ベッセルは培養が観察しやすいデザインにこだわりました。オートクレーブ滅菌に対応した強化ガラスで製作しております。
システムファーメンター
20L~90Lまでのスケールです。一体型の集中制御盤により培養コンディションの設定操作がしやすく、スケールアップ試験に適したシステムファーメンター。攪拌軸はダブルメカニカルシール採用で微生物汚染の心配はありません。
引火または酸化を嫌う諸物質の研究には、酸素や水分との接触厳禁の環境を必要とします。私たちのグローブボックスシリーズには、不活性ガス置換に真空引き式、パージ式ともにご用意しております。長年の経験と実績に裏打ちされた優れた気密性と強度に自信をもって、基礎研究から生産レベルまでのご要望にお応えいたします。

バキューム式グローブボックス (GV )
気密性、耐久性に優れたグローブボックスです。
パージ式グローブボックス (GP)
視認性に優れ作業しやすいフロントパネルが特徴。本体はパージ式ですが、予備室は真空引きによるガス交換が可能です。

お客様のご要望に沿って、 特殊理化学機器 の設計・制作を承ります。 培養や酵素反応槽との複合型装置等をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご挨拶
日頃より皆様には格別のお引き立てを賜り心より御礼申し上げます。株式会社髙杉製作所は乾燥機、培養装置、グローブボックスをはじめとする研究装置を設計・製造する理化学機器メーカーです。
わたしたちは前身となる町工場の乾燥機製造業から始まり、髙杉製作所を創立して以来、グローブボックスなどにも範囲を広げ、時に変化を加え、今日まで発展してまいりました。今ではジャーファーメンターは主力製品に育ち、パイロットプラントを手がけるまでに成長いたしました。これまで多くのお客様と社員に支えられ、継続して品質を満足させるための技能を一歩一歩積み重ねてこられたことが今に結実しております。そしてこれからもお客様の研究・開発に貢献し、より喜んでいただける製品をお届けできるよう成長し続けたいと思います。そのためには皆様に信頼される仕事をすること、ここに尽きると考えております。
現代では私たちの生活・社会の全てにおいて科学技術的成果に影響を受けないものはなく、めまぐるしい発展により日々変化し続けております。厳しい時代を生き抜くためにも新しい挑戦をしていかなくてはなりません。私たちは理化学機器の設計・製作・アフタ ーサービスまで、一貫して手掛けることができる強みを活かし、さまざまなニーズにお応えできるよう創意工夫を重ね、堅実に努めてまいる所存です。
科学技術のみならず産業の更なる発展に向かって、皆様とともに社会に貢献できる企業を目指してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 髙杉 昌裕
企業情報
会社名 | 株式会社高杉製作所 TAKASUGI MFG. Co. Ltd. |
創立 | 1951年(昭和26年) 12月 |
代表者 | 代表取締役社長 髙杉 昌裕 |
所在地 | 本社・工場 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里6-32-12 |
資本金 | 2000万円 |
事業内容 | 理化学機器の設計・製造 |
主な製品 | ジャーファーメンター バイオリアクター 振とう培養器 グローブボックス ガス循環精製装置 熱風乾燥機 真空乾燥器 クリーンオーブン 低温保冷槽 |
沿革
1951年 | 株式会社髙杉製作所を創立(北区王子) |
1952年 | 会社設立(資本金500万) |
1990年 | 実用新案出願 グローブボックス |
1993年 | 資本金増資:1000万 |
1995年 | 荒川区東日暮里に工場新設 本社を同住所へ移転 |
2003年 8月 | 資本金増資:2000万 |
2004年 1月 | 髙杉昌裕 代表取締役社長に就任 |
2008年 9月 | 実用新案登録 脱水分装置及びグローブボックス |
2011年 5月 | 特許登録 ガス発生量測定方法及びガス発生量測定装置 |
アクセス
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